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特集 周産期診療コツと落とし穴
Ⅱ.新生児編
(5)入院中〔呼吸〕
128.サーファクタント投与で酸素化が改善しないとき
生田 泰久
1
Yasuhisa Ikuta
1
1国立成育医療研究センター周産期・母性診療センター新生児科
キーワード:
人工肺サーファクタント
,
サーファクタント不活性化
,
総肺静脈還流異常症
Keyword:
人工肺サーファクタント
,
サーファクタント不活性化
,
総肺静脈還流異常症
pp.416-418
発行日 2026年10月10日
Published Date 2026/10/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002944
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新生児呼吸窮迫症候群に対する人工肺サーファクタント補充療法
人工肺サーファクタント補充療法は,早産児に発症する新生児呼吸窮迫症候群(respiratory distress syndrome:RDS)に対する治療法である。ヒトの胎児では,妊娠34週頃から肺サーファクタントの分泌が開始され,早産出生の場合にはサーファクタントが欠乏するため,RDSを発症する。国内で保険収載をされている人工肺サーファクタント製剤はサーファクテン®〔beractant, S-TA(Surfactant-Tokyo-Akita)〕のみで,効能または効能効果は「呼吸窮迫症候群」に限られる。国内外で,RDSに対する人工肺サーファクタント補充療法の効果は確立され,標準的治療としてガイドラインに収載されている1~3)。

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