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特集 周産期診療コツと落とし穴
Ⅰ.母体・胎児編
(12)その他
97.母子免疫を目的としたワクチン接種の留意点
倉澤 健太郎
1
Kentaro Kurasawa
1
1横浜市立市民病院産婦人科
キーワード:
母子免疫ワクチン
,
百日咳
,
RSウイルス
,
BeSD
Keyword:
母子免疫ワクチン
,
百日咳
,
RSウイルス
,
BeSD
pp.321-323
発行日 2026年10月10日
Published Date 2026/10/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002912
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母子免疫を目的としたワクチン接種の意義
妊娠中の母体へワクチン接種を行い,胎盤を介して移行した抗体により出生早期の児を感染症から守る「母子免疫(maternal immunization)」は,近年その重要性が認識されている。新生児・乳児期早期は免疫機能が未熟であり,重症感染症のリスクが高い一方,多くのワクチンは生後一定期間を経なければ接種できない。この免疫学的ギャップを補完する手段として,母子免疫は合理的な予防戦略といえる。

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