特集 予防接種パーフェクトガイド
各ワクチンのパーフェクトガイド 定期接種 四種混合ワクチン(DPT-IPV)、三種混合ワクチン(DPT)、不活化ポリオワクチン(IPV)
村上 楽
1
,
伊東 宏明
1亀田総合病院 小児科
キーワード:
急性灰白髄炎
,
ジフテリア
,
破傷風
,
百日咳
,
予防接種スケジュール
,
予防接種
,
ジフテリア-破傷風-百日咳ワクチン
,
免疫化プログラム
,
ジフテリア-破傷風ワクチン
,
不活化ポリオワクチン
,
ジフテリア-破傷風-百日咳-不活性化ポリオワクチン
Keyword:
Diphtheria-Tetanus-Pertussis Vaccine
,
Immunization Schedule
,
Vaccination
,
Whooping Cough
,
Immunization Programs
,
Poliomyelitis
,
Poliovirus Vaccine, Inactivated
,
Diphtheria
,
Tetanus
,
Diphtheria-Tetanus Vaccine
,
DTPP Vaccine
pp.1581-1586
発行日 2020年11月1日
Published Date 2020/11/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2021034501
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●種類:不活化ワクチン●接種対象年齢:3ヵ月以上90ヵ月未満●標準的な接種回数:定期接種としては、1期DPT-IPV初回3回、追加1回(合計4回)、ジフテリアと破傷風について2期で二種混合ワクチン(DT)を11~12歳までに1回接種する。日本小児科学会では、5~6歳でのDPTの接種、11~12歳でDTの代わりにDPTの接種も推奨している。●注意点:百日咳について、ハイリスク群である低月齢児を守る観点からは、国内の定期接種だけでは十分ではない。就学前のDPT定期接種化、諸外国と同様に妊娠中に接種可能なTdapの導入など、ワクチンギャップを埋める医療政策が必要である。
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