Japanese
English
特集 産後過多出血への対応の留意点
産後の出血量評価の重要性―一般的な分娩後対応について
鈴木 真
1
SUZUKI Makoto
1
1友愛会TQM推進室
pp.590-594
発行日 2026年6月10日
Published Date 2026/6/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002723
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はじめに
分娩後異常出血(postpartum hemorrhage:PPH)は,分娩後の子宮収縮不良,産道裂傷,胎盤遺残,凝固障害などを原因として発生する出血に関わる合併症であり,全分娩のおよそ5%に発生するとされている。その原因の70%は子宮収縮不良であり,その他の原因も含め,原因の除去により出血量はコントロール可能となる場合が多い。しかし,一部では大量出血に至り,産科危機的出血に進展する症例も認められ,その頻度は0.3%程度と報告されている。

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