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特集 クロスアップデート2026:相互理解のために知っておきたい最新知識
産科から新生児科へ
産後ケアの現状
中塚 幹也
1,2
NAKATSUKA Mikiya
1,2
1岡山大学学術研究院保健学域
2おかやま妊娠・出産サポートセンター
pp.387-391
発行日 2026年4月10日
Published Date 2026/4/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002657
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産後ケアの目的と効果
産科では社会的ハイリスク妊産婦やそのメンタルヘルスケアに目が向けられ,保健師と連携した「妊娠中からの切れ目ない子育て支援」が行われてきた1)。産後ケアは,産後の支援の切れ目を埋めて,すべての母子やその家族が心身ともに健全に過ごすことを目的にしている。世界保健機関(WHO)のガイドラインは,分娩直後からの継続的なケアを推奨しており,母親および新生児の死亡・合併症のリスクを低減させ,健康行動の促進に寄与する可能性を指摘している2,3)。また,産後うつに伴う医療費の増大や経済活動の低下を抑制,また出生後の子どもの医療費を低減させる可能性も指摘されている。

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