特集 知っておきたい社会的ハイリスク妊婦への支援―シームレスな母子支援のあり方―
【Ⅰ.総論】
3.産後ケア事業の現状と課題
相良 洋子
1
1日本産婦人科医会
キーワード:
産後ケア事業
,
ユニバーサルサービス
,
地域子ども・子育て支援事業
Keyword:
産後ケア事業
,
ユニバーサルサービス
,
地域子ども・子育て支援事業
pp.145-150
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000001505
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要旨
産後ケア事業は開始後10年が経過し,現在では希望者が誰でも利用できるユニバーサルサービスとして進めていく方針が示されている.すでに89%の自治体でこの事業が行われ,利用者からは一定の評価が得られているが,自治体には財源の問題や委託先確保の困難,事業者には稼働率の低迷や人材確保の困難など様々な課題があり,安定した体制整備には至っていない.核家族化・少子化が進むなかで産後ケア事業の役割は重要であり,様々な課題を乗り越えて着実に定着していくことを期待したい.

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