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特集 周産期の感染症対策
各論:最近の傾向
劇症型A群溶血性レンサ球菌感染症
長谷川 潤一
1
,
田中 博明
1,2
1聖マリアンナ医科大学大学院医学研究科周産期発生病態解明学分野
2まつばせレディースクリニック
pp.164-168
発行日 2026年2月10日
Published Date 2026/2/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002596
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はじめに
A群溶血性レンサ球菌(GAS)感染症は,しばしば上気道炎や化膿性皮膚炎などの起因菌として認められ,特に小児では稀な疾患ではない。その一方,劇症化GASは稀であるが,きわめて急速に重篤化し,重症の敗血症を引き起こす。発病から病状の進行が非常に急激かつ劇的で死亡率は高い。罹患の予測は難しいが,疫学的には妊産婦の頻度が高く,ハイリスクである。本症の特徴を知り,発熱や上気道症状のある妊産婦には本症の可能性を疑って,適切なスクリーニングをすることが重要である。

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