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特集 周産期感染症2026
概論
4.COVID-19から学んだこと
堀越 裕歩
1
Yuho Horikoshi
1
1東京都立小児総合医療センター総合診療部感染症科,免疫科
キーワード:
COVID-19
,
新型コロナウイルス
,
SARS-CoV-2
,
新型コロナワクチン
,
パンデミック
Keyword:
COVID-19
,
新型コロナウイルス
,
SARS-CoV-2
,
新型コロナワクチン
,
パンデミック
pp.15-20
発行日 2025年12月25日
Published Date 2025/12/25
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002418
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- 参考文献 Reference
国際社会で新型コロナウイルス感染症のパンデミック以前の経験から生かされたこと
2019年に中国の武漢から始まったSARS-CoV-2による新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は,世界的に拡散するリスクから2020年1月30日には,世界保健機関(World Health Organization:WHO)によって国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(Public Health Emergency of International Concern:PHEIC)に指定された。PHEICに指定されることで,国連の加盟国はサーベイランスからの報告などの対策に対して,国際的な協調が求められる。新興感染症としては,報告された翌月という異例の早さでウイルスの全ゲノム情報が公開されて,変異を繰り返すウイルスの変異株のゲノム情報もリアルタイムで登録公開された1)。ゲノム変異がわかることで,疫学的な解析,感染力や病原性などが把握され,治療薬やワクチン開発にも応用された。このようなウイルスゲノム情報を迅速に共有する仕組みは,鳥インフルエンザウイルス対策の経験から整備されたものであった。

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