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特集 難聴の疑問に答える
【難聴の定義と疫学】
高齢者社会において難聴はどのように変化しているか?
和佐野 浩一郎
1
Koichiro Wasano
1
1東海大学耳鼻咽喉科頭頸部外科
キーワード:
加齢性難聴
,
難聴者推計
,
難聴対策
Keyword:
加齢性難聴
,
難聴者推計
,
難聴対策
pp.941-944
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000002266
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はじめに
内閣府の発行する高齢社会白書(令和7年版)1)において,65歳以上人口は3,624万人となり総人口に占める割合(高齢化率)は29.3%に至っている。75歳以上の後期高齢者は2,078万人,85歳以上は675万人であり,いずれも増加傾向を示している。一方で,15〜64歳人口は1995年(平成7年)に8,716万人でピークを迎えたのち,徐々に減少傾向を認めている。0〜14歳の人口が顕著な減少傾向を示していることから,今後も非高齢者人口の減少傾向は続くことが予想されており,高齢化率は2040年には34.8%,2060年には37.9%に達すると推計されている。

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