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特集 ネフローゼ症候群―最新の知見と動向
診断と治療 成人
巣状分節性糸球体硬化症の診断と治療
Diagnosis and treatment in focal segmental glomerulosclerosis
高上 紀之
1
,
小口 英世
1
KOUNOUE Noriyuki
1
,
OGUCHI Hideyo
1
1東邦大学医学部腎臓学講座
キーワード:
巣状分節性糸球体硬化症(FSGS)
,
ネフローゼ症候群
Keyword:
巣状分節性糸球体硬化症(FSGS)
,
ネフローゼ症候群
pp.80-85
発行日 2026年7月25日
Published Date 2026/7/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000002517
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- 参考文献 Reference
はじめに
巣状分節性糸球体硬化症(focal segmental glomerulosclerosis:FSGS)に関する最近のトピックスとしては,液性因子の1つとして抗ネフリン抗体が報告されたことが挙げられる。抗体価が測定できるようになったことで,疾患の活動性や移植後の再発リスク評価などにも用いることができ,FSGSにおける一次性,二次性,geneticなどの病因を意識した診断と治療がより重要となってきている。治療の変化としては,寛解維持療法としてリツキシマブの使用が一般的になってきており,SGLT2阻害薬や新薬であるスパルセンタンの蛋白尿減少効果についても報告されている。本稿では,これらの最近の変化を踏まえたFSGSの診断と治療について概説する。

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