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特集 女性のライフステージを “支える” 医療―性差をふまえた実践マネジメント
各論:産婦人科医ができる女性を “支える” マネジメント
4.AMH測定がもたらす若年女性の健康管理と意識変容
三宅 菜月
1
,
関 友望
2
N. Miyake
1
,
T. Seki
2
1名古屋大学医学部附属病院産科婦人科
2名古屋大学大学院医学系研究科産婦人科学
pp.855-861
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003940
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女性の社会進出に伴う挙児希望時期の遅延を背景に,自身の生殖に関する状態を把握する手段として,抗ミュラー管ホルモン(AMH)測定への関心が高まっている。AMHは卵巣予備能の指標として生殖補助医療における治療個別化に用いられるのみならず,近年ではプレコンセプションケア,妊孕性温存,周産期合併症予測など,応用範囲の拡大が期待されている。一方で,AMHは卵子の質や自然妊娠の可否を直接示す指標ではなく,その予測性能や解釈には限界がある。本稿では,これらの可能性と留意点を整理し,AMH測定を若年女性の健康管理と意思決定支援に活かすための考え方を提示する。

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