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特集 とっつきにくかった周産期病理をあらためて学ぶ―診断から説明までを徹底整理
総論
2.胎盤病理の基本―肉眼所見の診かた―
谷口 千津子
1
C. Taniguchi
1
1浜松医科大学産婦人科
pp.623-630
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003874
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胎盤の肉眼観察は周産期異常の背景病態を推測する重要な手がかりであり,臍帯・胎児面・母体面の所見から感染,血流障害,形態異常などを推定することができる。肉眼所見の解釈には,妊娠・分娩経過を踏まえた評価が重要である。異常経過例では凍結を避けて冷蔵保存し,必要に応じて病理検査を行う。産科医と病理医の情報共有により診断精度が高まり,病態把握,家族への説明,新生児管理,次回妊娠の周産期管理に寄与する。

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