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特集 AIとデジタルが作り出す産婦人科医療―胎児・母体・生殖・婦人科腫瘍・ヘルスケアへの応用
Ⅴ.ヘルスケア
1.女性ヘルスケアとAIデジタル医療―性差医学の視点も含めて―
永野 拓紀子
1
,
木下 千栄子
1
,
片井 みゆき
1,2
T. Nagano
1
,
C. Kinoshita
1
,
M. Katai
1,2
1国立大学法人政策研究大学院大学「性差医学に基づくWaiSE社会実装」研究室(片井研究室)
2国立大学法人政策研究大学院大学保健管理センター
pp.487-492
発行日 2026年5月1日
Published Date 2026/5/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003825
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女性の健康課題は多様で非特異的症状を呈することも多く,従来の医療の枠組みでは十分に対応できない場合がある。女性のライフステージに応じた健康課題に対し,AI・デジタル医療による支援ツールの臨床応用への期待が高まっている。こうした動きは,性差の視点を研究開発に組み込むジェンダード・イノベーションとも関連し,近年,国の政策としても位置づけられている。性差医学に基づくAIデジタルツールの先行例として,AMED女性の健康の包括的支援実用化研究事業における「WaiSE」開発がある。AI・デジタル医療は診断支援を推進する基盤技術であり,臨床スキルの普及・継承を担う人材育成にも寄与することから,今後の社会実装が重要な課題である。

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