Japanese
English
症例
腹腔内に迷入したレボノルゲストレル放出子宮内システム(LNG-IUS)を腹腔鏡下に摘出した1例
渡邉 佳織
1
,
若木 優
1
,
宮川 一憲
1
,
渡邉 健史
1
,
福田 薫
1
,
菅野 亜矢
1
K. Watanabe
1
,
Y. Wakaki
1
,
K. Miyakawa
1
,
T. Watanabe
1
,
K. Fukuda
1
,
A. Kanno
1
1一般財団法人大原記念財団大原綜合病院産婦人科
pp.1569-1573
発行日 2025年12月1日
Published Date 2025/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003680
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- 参考文献 Reference
腹腔内に迷入したレボノルゲストレル放出子宮内システム(LNG-IUS)を腹腔鏡下に摘出した一例を経験した。45歳,3妊2産,過多月経に対しLNG-IUSを挿入した。その後の経過観察で腟内にLNG-IUSの除去糸が確認されず,経腟超音波検査でも子宮内に確認できなかったことから脱落したものと考え再挿入した。2回目の挿入後2年経過し,別の目的で施行した腹部単純X線検査でLNG-IUSが2カ所に確認され,1度目のLNG-IUSの腹腔内迷入が疑われた。患者へのインフォームド・コンセントを十分に行ったうえで,腹腔鏡下にLNG-IUSを腹腔外に摘出した。LNG-IUS使用の際は,治療効果以外に子宮穿孔および子宮外への迷入のリスクを念頭におき,診療にあたる必要があると考えられた。

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