特集 産婦人科診療ガイドライン婦人科外来編2023改訂のポイント―感染症・女性医学編―
Ⅱ.女性医学
6.子宮内避妊用具(IUD)・レボノルゲストレル放出子宮内システム(LNG-IUS)を装着する時の説明は?
川﨑 薫
1
1近畿大学医学部産科婦人科学教室
キーワード:
子宮内避妊用具(IUD)
,
レボノルゲストレル放出子宮内システム(LNG-IUS)
Keyword:
子宮内避妊用具(IUD)
,
レボノルゲストレル放出子宮内システム(LNG-IUS)
pp.27-30
発行日 2024年1月1日
Published Date 2024/1/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000509
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要旨
わが国で使用可能である子宮内避妊用具(IUD)には,従来のIUD(FD-1)や銅付加IUD(ノバT®380)*と,レボノルゲストレル放出子宮内システム(LNG-IUS,ミレーナ®52mg)がある.避妊のため,またLNG-IUSは過多月経や月経困難症の症状を緩和する効果もあり,その使用頻度は増えている.本稿で解説するCQのタイトルは「装着する時の説明は?」となっているが,重篤な合併症を回避,また早期に発見するために医師が実践すべき内容が記載されている.医師はこれらの内容を十分に念頭におき管理を行う必要がある.
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