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オリンピックは生まれかわれるのか
寺本 篤史
1
Atsushi TERAMOTO
1
1札幌医科大学医学部,整形外科学講座
pp.705-705
発行日 2024年5月1日
Published Date 2024/5/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000002992
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- Abstract 文献概要
冬季五輪・パラリンピックの招致から札幌市が撤退した。1972年にわが国初の冬季五輪を開催した札幌市は2度目の五輪招致を目指して2014年に招致活動を開始した。当初は2026年の招致を表明していたが,胆振東部地震や北海道新幹線札幌延伸を踏まえて,2030年大会の誘致に変更した。2017年には札幌冬季アジア大会を成功させ,東京2020に続いての2030年札幌冬季五輪へと機運は高まりつつあった。札幌は人口約200万人の大都市でありながら,安定した降雪がある世界でも珍しい街である。国際オリンピック委員会(IOC)の評価も高く,招致は間違いないとされていた。しかし,新型コロナウイルス感染症の拡大や東京2020の不祥事により市民の支持が一気に低下した。昨年11月のIOC理事会で2030年フランス,2034年ソルトレーク,2038年スイス優先協議という方向性が示され,札幌での冬季五輪は白紙となってしまった。
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