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創刊60年記念特集 肩関節外科の進歩
肩甲下筋腱断裂 解剖と分類および最新の鏡視下修復術
井手 淳二
1
1熊本大学医学部附属病院,関節再建先端治療学寄附講座
キーワード:
Subscapularis tendon tear
,
Arthroscopic knotless double-row suture bridge repair
,
Anatomical classification
Keyword:
Subscapularis tendon tear
,
Arthroscopic knotless double-row suture bridge repair
,
Anatomical classification
pp.1167-1171
発行日 2017年9月1日
Published Date 2017/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000000138
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- 1ページ目 Look Inside
肩甲下筋腱の単独断裂はまれであるが,棘上筋あるいは棘下筋断裂を伴う肩甲下筋腱断裂(前上方腱板断裂)はまれではない。肩甲下筋上腕骨停止部はコンマ字型であり,その縦径は約40 mm,横径は約16 mm であった。肩甲下筋上腕骨停止部は近位2/3 が腱性に小結節に,遠位1/3 が筋性に頚部前面に停止する。肩甲下筋上腕骨停止部近位1/3 の腱性部分は鏡視下に関節内から観察される。肩甲下筋腱全層断裂は上腕骨停止部の縦方向のサイズと断端の引き込み程度により分類される。肩甲下筋腱断裂grade 1(近位1/3 断裂,腱性部分1/2断裂)に対するsingle-row修復術(modified Mason-Allen縫合)とgrade 2(近位2/3 断裂,全腱性部断裂)に対するdouble-row修復術(knotless suture bridge法)の実際を詳述した。

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