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特集 高難度肝胆膵外科手術アトラス2022
Ⅱ 各論 C 膵臓 12 膵胃吻合
向井 洋介
1
,
秋田 裕史
2
1大阪国際がんセンター消化器外科
2大阪国際がんセンター消化器外科/同 膵がんセンター
キーワード:
膵消化管再建
,
膵胃吻合
,
嵌入法
Keyword:
膵消化管再建
,
膵胃吻合
,
嵌入法
pp.701-707
発行日 2022年4月1日
Published Date 2022/4/1
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002732
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膵頭十二指腸切除(pancreaticoduodenectomy;PD)は高難度手術の1つに位置付けられており,手術技術や周術期管理の改善により周術期死亡率は低下してきているものの,合併症率は依然として高く,30~50%と報告されている1)。そのなかでも,膵消化管吻合に伴う縫合不全(以下,膵液瘻)は,動脈瘤破裂などの重篤な合併症を引き起こす,最も注意すべき合併症の1つである。膵消化管再建の方法としては,主に膵胃吻合と膵腸吻合が用いられているが,この2つの再建法のうち,どちらの吻合法が有用であるかについては,一貫した見解は得られていない。われわれは日常診療において,膵胃吻合および膵腸吻合を症例に応じて選択し実施しているが,本稿では,膵消化管吻合の現状とともに,われわれの実施している膵胃吻合について詳述する。

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