Japanese
English
臨床研究
膵胃吻合後の入院期間の短縮化
Shortened hospital stay after pancreaticogastrostomy
青木 孝文
1
,
井田 健
1
,
寺村 康史
1
,
小林 裕之
1
,
河本 泉
1
Takafumi AOKI
1
1公立甲賀病院外科
キーワード:
膵頭十二指腸切除
,
膵胃吻合
,
総肝管空腸吻合
,
胃液中アミラーゼ
,
術後胆管ドレナージ
Keyword:
膵頭十二指腸切除
,
膵胃吻合
,
総肝管空腸吻合
,
胃液中アミラーゼ
,
術後胆管ドレナージ
pp.1195-1200
発行日 1997年9月20日
Published Date 1997/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902845
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
膵断端の吻合は縫合不全を起こしやすく,膵頭十二指腸切除(以下,PD)を行う機会の少ない外科医にとり,気の安まらない吻合の一つである.Waugh and Clagett1)の30例中の1例以来,膵胃吻合には50年余りの歴史があるが,あまり一般化していない.しかし吻合手技は簡単で,術後管理も容易であるので,われわれは1988年より膵胃吻合を開始し,同じ再建法で20例に行った.PD後の入院期間は,比較的長期となる症例が多い中で,どのような要因で短期化が計れるかを検討した.
Copyright © 1997, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.