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特集 きいてみた! 皮膚科×各科 診療のリアル―“いまさら聞けない” を解消するQ&A―
細菌感染症
皮膚結核
皮膚科における診療方針
三上 万理子
1
Mariko SUGAWARA-MIKAMI
1
1横浜西口菅原皮膚科
キーワード:
皮膚結核
,
検査
,
治療
,
分類
,
薬剤耐性
Keyword:
皮膚結核
,
検査
,
治療
,
分類
,
薬剤耐性
pp.974-978
発行日 2026年6月10日
Published Date 2026/6/10
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005907
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- 参考文献 Reference
結核は依然として世界でもっとも重要な感染症のひとつであり,世界保健機関(World Health Organization;WHO)によると毎年約1,000万人が感染している。本邦においては2023年以降,結核患者は約9,600人と初めて1万人を下回る水準で定着しつつあるが,その減少幅は鈍化している。肺外結核は結核患者全体の約20~25%を占めており,肺外結核の一型である皮膚結核は全結核患者の約1~2%と希少である。日本全体で年間,数十例~100例程度の報告があるが,その臨床像は極めて多彩であり診断の遅れがしばしば問題となる。近年の超高齢社会や炎症性疾患に対する生物学的製剤(TNF-α阻害薬等)の普及に伴い,非典型的な例や潜在性結核感染症の再燃としての皮膚病変が注目されている。海外ではHIV感染が蔓延している地域では発生率が著しく高いことが知られているが,本邦においてはHIV感染者増加に伴う皮膚結核患者の増加は報告されていない。

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