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特集 きいてみた! 皮膚科×各科 診療のリアル―“いまさら聞けない” を解消するQ&A―
ウイルス感染症
帯状疱疹
神経内科医師への質問
中嶋 秀人
1
Hideto NAKAJIMA
1
1日本大学医学部内科学系,神経内科学分野
pp.924-925
発行日 2026年6月10日
Published Date 2026/6/10
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005888
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- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
水痘・帯状疱疹ウイルス(varicella-zoster virus;VZV)による髄膜炎は,成人ウイルス性髄膜炎の主要原因のひとつである。免疫正常の若年者に好発し,VZV脳炎(高齢者・免疫不全者に多い)とは異なる患者層である1)。症状は頭痛,悪心・嘔吐,羞明,項部硬直,発熱を呈する2)。意識障害や局所神経症状を伴わないことが脳炎との鑑別点となる。帯状疱疹の皮疹は約40%にしか認められず,皮疹が先行する場合も後から出現する場合もある。皮疹を伴わない無疹性帯状疱疹(zoster sine herpete)として髄膜炎のみを呈することも多い3)4)。また,髄膜炎患者の約10%に脳神経障害(主に顔面神経麻痺)を合併し,Ramsay Hunt症候群との重複も考慮する必要がある3)4)。予後は一般に良好で,免疫正常者では70~100%が完全回復する。
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