特集 きいてみた! 皮膚科×各科 診療のリアル―“いまさら聞けない” を解消するQ&A―
ウイルス感染症
手足口病
皮膚科における診療方針
工藤 恭子
1
Kyoko KUDO
1
1福岡市立こども病院,皮膚科
キーワード:
手足口病(HFMD)
,
コクサッキーウイルス
,
エンテロウイルス
,
atypical HFMD
Keyword:
手足口病(HFMD)
,
コクサッキーウイルス
,
エンテロウイルス
,
atypical HFMD
pp.926-928
発行日 2026年6月10日
Published Date 2026/6/10
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005889
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手足口病(hand,foot,and mouth disease;HFMD)は,コクサッキーウイルスA16(CA16)やエンテロウイルス71(EV71),コクサッキーウイルスA6(CA6)など,エンテロウイルス属ウイルスによる急性発疹性疾患であり,5類感染症に分類される(図1)。主に乳幼児に発症し,夏季に流行する傾向があるが,近年は流行時期が不規則となってきている。流行年により原因ウイルスの分布は異なり,近年はCA6の増加が目立つ。新型コロナウイルス感染症の流行後,さまざまな感染症で不規則な流行が確認されており,2024年のHFMDでは二峰性を示し,これらの主な検出ウイルスは夏のピークでCA6,秋のピークでCA16であった1)。

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