Japanese
English
症例
Eosinophilic Annular Erythemaの1例
Eosinophilic annular erythema
山本 容子
1
,
前田 龍郎
1
,
脇本 紘子
1
,
菊池 りか
2
,
原田 和俊
1
Yoko YAMAMOTO
1
,
Tatsuo MAEDA
1
,
Hiroko WAKIMOTO
1
,
Rika KIKUCHI
2
,
Kazutoshi HARADA
1
1東京医科大学,皮膚科学分野(主任:原田和俊教授)
2宮林医院,東京都杉並区
キーワード:
eosinophilic annular erythema
,
環状紅斑
,
ETosis
,
IL-5
Keyword:
eosinophilic annular erythema
,
環状紅斑
,
ETosis
,
IL-5
pp.1277-1280
発行日 2025年9月1日
Published Date 2025/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005380
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- 参考文献 Reference
87歳,男性。20年前から寛解と増悪を繰り返す体幹・四肢の紅斑を主訴に受診した。初診時,体幹・四肢に瘙痒を伴う手拳大までの環状,弓状で中心治癒傾向のある紅斑が散在していた。採血にて好酸球の上昇はなく,抗BP180抗体は検出されなかった。皮膚生検にて真皮浅層の血管周囲に好酸球を主体とする炎症細胞浸潤を認め,免疫蛍光抗体法にて基底膜に免疫グロブリンの沈着は証明されなかった。さらに,免疫蛍光染色にて,ETosisが確認された。以上から好酸球性環状紅斑と診断しスプラタストトシル酸塩の内服にて加療中である。好酸球性環状紅斑に対する確立された治療法はないが,病態にETosisが関与している可能性があることから,新規の治療法としてIL-5などのTh2サイトカインの抑制効果がある薬剤が候補となると考えた。

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