Japanese
English
症例報告
COVID-19ワクチン接種後の続発緑内障に対し線維柱帯切除術を要した1例
樋口 佳南
1
,
山本 奈美
1
,
大原 成喜
1
,
鈴木 めぐみ
1
,
渡部 恵
1
1札幌医科大学眼科学講座
キーワード:
COVID-19ワクチン接種
,
続発緑内障
,
線維柱帯切除術
,
COVID-19 vaccine
,
secondary glaucoma
,
trabeculectomy
Keyword:
COVID-19ワクチン接種
,
続発緑内障
,
線維柱帯切除術
,
COVID-19 vaccine
,
secondary glaucoma
,
trabeculectomy
pp.817-824
発行日 2026年9月5日
Published Date 2026/9/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000004790
- 有料閲覧
PPV購入案内
2,200円 (2,000円+税10%) こちらは、817ページから824ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
COVID-19ワクチン接種後の眼圧上昇に対し,薬物療法,レーザー治療,線維柱帯切開術(LOT)を行うも治療抵抗性のため,最終的に線維柱帯切除術(LEC)を施行し,眼圧下降を得られた症例を経験したので報告する。症例は51歳男性,高眼圧症に対し,近医で点眼加療中であった。X年8月,COVID-19ワクチンの2回目接種を受けた直後より右眼の霧視を訴え,接種翌日に近医眼科を受診。眼圧が右眼55mmHg,左眼21mmHgと右眼に著しい眼圧上昇を認め,さらに右眼には角膜後面沈着物はみられなかったものの左眼と比較して前房内cellの増加が認められた。Posner-Schlossman症候群が疑われたため,同日デキサメタゾン結膜下注射施行,さらにベタメタゾン点眼が開始されたが右眼の眼圧下降は乏しく,精査加療目的に当院眼科(当科)へ紹介された。当科では点眼加療に加え,レーザー治療,LOT(眼外法)を施行するも眼圧の再上昇を繰り返す経過であり,X+3年2月に右眼に対しLECを施行した。術後は眼圧が15mmHg前後で安定し,その後は眼圧の再上昇や視野進行はなく良好に経過している。高眼圧症の既往のあるCOVID-19ワクチン接種後の続発緑内障に対しては,保存的治療が奏効しない症例もあり,治療抵抗性の場合にはLECを積極的に検討する必要があるものと思われた。

Copyright © 2026, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.

