Japanese
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私の経験
経過観察中に幻視を認めた網膜上膜を合併する緑内障眼の1例
岡本 紀夫
1
,
坂口 裕和
2
,
松下 賢治
3
1おかもと眼科(大阪府)
2広島大学大学院医系科学研究科 視覚病態学
3大阪大学 眼科学教室 脳神経感覚器外科学(眼科学)
キーワード:
シャルル・ボネ症候群
,
緑内障
,
網膜上膜
,
幻視
Keyword:
シャルル・ボネ症候群
,
緑内障
,
網膜上膜
,
幻視
pp.551-557
発行日 2026年6月5日
Published Date 2026/6/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000004701
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- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
症例は69歳男性。流涙で当院を受診した。視力は右眼(1.0),左眼(0.7)。眼底検査で左眼の視神経乳頭の蒼白と両眼の網膜上膜がみられた。光干渉断層計では,両眼とも網膜上膜を認め,静的視野検査で左眼に強い感度低下がみられた。初診から5年後に夜間に壁時計を見ると数回幻視を自覚するようになった。患者に2か月間見えたものを絵にするよう指示したところ,人物の顔,動物,花などがみられた。意識鮮明で明らかな認知障害を有さない高齢者に幻視を認めたことより,シャルル・ボネ症候群と診断した。

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