Japanese
English
原著論文
セメントレスカップ設置後の臼蓋骨欠損に対して行ったリーミング骨移植の生着率の検討
津田 亮二
1
,
兼氏 歩
,
杉森 端三
,
市堰 徹
,
福井 清数
,
松本 忠美
1金沢医科大学 整形外科学教室
キーワード:
X線診断
,
寛骨臼
,
骨移植
,
セメントレス人工関節
,
骨欠損
,
ソケット(人工器官と補綴物)
Keyword:
Acetabulum
,
Radiography
,
Bone Transplantation
pp.1078-1082
発行日 2013年9月19日
Published Date 2013/9/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2014059988
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
変形性股関節症に対して施行した人工股関節全置換術のうち、セメントレスカップ設置後の臼蓋骨欠損に対してリーミング骨移植を行った132股を対象に移植骨の生着率を検討した。術直後の単純X線正面像を参考に、臼蓋外縁の内部に移植骨が存在する群をin型、臼蓋外縁の外に移植骨が出ている群をout型と定義し、骨移植の生着は術直後および術後1年を比較した。in型は58股、out型74股で、in型では100%(58股)、out型では81%(60股)と良好な生着率であった。経過観察中に臨床症状を呈する様な異所性骨化は全例で認めず、最終観察時におけるカップの弛み、移動をきたした症例もなく、リーミング骨移植は臼蓋形成不全例の骨回復に非常に簡便で有用な方法であると考えられた。また、out型においても十分に骨移植を行うことで高率に生着する可能性があると考えられた。

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