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原著論文
実験的変形性膝関節症に対する高分子量ヒアルロン酸(平均分子量270万HA)スベニール®と架橋型ヒアルロン酸(Hylan G-F20)SYNVISC®の作用比較
石黒 直樹
1
,
岩館 克治
,
澤井 高志
1名古屋大学 大学院医学系研究科整形外科学
キーワード:
Hyaluronic Acid
,
関節内注射
,
Sodium Chloride
,
変形性膝関節症
Keyword:
Hyaluronic Acid
,
Injections, Intra-Articular
,
Sodium Chloride
,
Osteoarthritis, Knee
pp.1440-1452
発行日 2010年12月19日
Published Date 2010/12/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2011059914
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
ウサギ変形性関節症(OA)モデルを用いて、それぞれの臨床的な用法・用量に基づき用量、投与間隔および投与回数を設定し、高分子量ヒアルロン酸(平均分子量270万HA)スベニールと架橋型ヒアルロン酸(Hylan G-F20)SYNVISCを膝関節腔内に投与し、両薬剤の疼痛および軟骨損傷に対する作用を比較検討した。最終投与後、Hylan G-F20の疼痛軽減効果は明らかに減弱した。関節内の滞留時間から推定すると、投与中止後の効果判定期間中は疼痛抑制効果が持続するものと予測していたが、結果的に効果が減衰することが明らかとなった。また、軟骨変性抑制効果も明らかに270万HA投与群に比べ劣っていた。したがって、Hylan G-F20では270万HAに比べOAで最も重要視される関節軟骨破壊の進行抑止効果は限られたものであることが示唆された。

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