Japanese
English
症例と治験
鏡視下鎖骨遠位端切除術を施行した鎖骨遠位端骨融解症の1例
福田 昇司
1
,
阿部 光伸
,
西山 武
,
大森 貴夫
,
岩田 純
1高知医療センター 整形外科
キーワード:
X線診断
,
関節鏡法
,
肩鎖関節
,
骨溶解
,
鎖骨
,
肩痛
Keyword:
Clavicle
,
Arthroscopy
,
Acromioclavicular Joint
,
Radiography
,
Osteolysis
,
Shoulder Pain
pp.359-361
発行日 2010年3月19日
Published Date 2010/3/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2010155588
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
55歳女。自転車競技選手で、自転車走行中に転倒して右肩を打撲し、その後右肩痛が出現して挙上困難となった。近医で異常を指摘されず放置していたところ、挙上は可能となったが、運動痛・夜間痛は持続した。右肩関節に可動域制限はなく、最大挙上時に痛みが出現した。水平内転テストおよびインピンジメントテスト陽性で、肩鎖関節に軽度の下方不安定性を認めた。単純X線では肩鎖関節裂隙の拡大と鎖骨遠位端骨下面のびらんを認め、CTでは嚢胞形成を認めた。肩峰下滑液包鏡視下で18G針を皮膚上から肩鎖関節裂隙に刺入し、肩鎖関節を同定後、変性した関節円板を切除し、鎖骨遠位端をアブレーダーにて約5mm切除した。術後6週から筋力トレーニングを開始し、12週で自転車競技への復帰を許可した。術後10ヵ月の単純X線で鎖骨切除端は平滑となり、骨融解の進行は認めず、術後1年で痛みは消失し、自転車競技に支障はない。

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