Japanese
English
問題点の検討
整形外科開業医の骨折リエゾンサービスに対する意識の変化
Changing attitudes of orthopedic surgeons in private practice toward fracture liaison service
富永 冬樹
1,2
,
松田 秀策
1,2
,
吉本 隆昌
1
F. Tominaga
1,2
,
S. Matsuda
1,2
,
T. Yoshimoto
1
1福岡整形外科病院整形外科
2福岡整形外科病院臨床研究センター
1Dept. of Orthop. Surg., Fukuoka Orthopaedic Hospital, Fukuoka
キーワード:
fracture liaison service
,
attitude
,
private practice
Keyword:
fracture liaison service
,
attitude
,
private practice
pp.747-750
発行日 2026年6月1日
Published Date 2026/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei77_747
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- 参考文献 Reference
は じ め に
骨粗鬆症性骨折後の骨粗鬆症治療薬の導入率や継続率が低いことが問題としてあげられており1),骨折の連鎖を防ぐためにわが国では令和4(2022)年度の診療報酬改定で「二次性骨折予防継続管理料」が設立された.それをふまえ当院でも,2022年5月から骨折リエゾンサービス(fracture liaison service:FLS)チームを立ち上げ,大腿骨近位部骨折患者と骨粗鬆症性椎体骨折の入院患者を対象にFLSを開始した.チームは毎週1回カンファレンスを開催し,対象入院患者の情報共有と骨粗鬆症治療薬の決定を行っている.
また,周囲への啓発活動として,地域での講演会を開業医や総合病院の勤務医などに対して,対象をかえてこれまで計9回行っているが,二次性骨折予防継続管理料やFLS立ち上げについての依頼や問い合わせは数件にすぎない.
本研究では,令和4年度の診療報酬改定から3年以上が経過した現在の整形外科開業医のFLSに対する意識や実情を調査し,それをふまえて今後の啓発活動への対策を考慮したので報告する.

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