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特集 肝臓病診療―肝臓が語るサインと,診療の最前線
[Chapter 2] 一般内科医が知っておくべき肝臓の基礎知識と診断アプローチの進歩
肝疾患の症候
-倦怠感,かゆみ,浮腫・腹水,手掌紅斑・クモ状血管腫,腹壁静脈怒張
今城 健人
1,2,3,4
,
西田 晨也
1
,
川村 允力
1
,
國分 茂博
1
,
米田 正人
3
1新百合ヶ丘総合病院 消化器内科
2肝疾患低侵襲治療センタ―
3横浜市立大学 肝胆膵消化器病学
4福島県立医科大学 低侵襲腫瘍制御学講座
キーワード:
倦怠感
,
瘙痒
,
浮腫
,
手掌紅斑
Keyword:
倦怠感
,
瘙痒
,
浮腫
,
手掌紅斑
pp.338-341
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika138_338
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
★★★肝疾患では血液検査異常が指摘される前に,倦怠感,かゆみ,浮腫・腹部膨隆,手掌紅斑・クモ状血管腫,腹壁静脈怒張などの症候が出現することがあり,一般内科外来での見逃しを避ける視点が重要である.
★★倦怠感は慢性肝疾患,とくに原発性胆汁性胆管炎(PBC)で高頻度にみられるが,肝機能検査値や病期と必ずしも相関しない.
★★かゆみは胆汁うっ滞性肝疾患を示唆する代表的症候であり,皮疹を欠く全身性瘙痒,夜間増悪および手掌・足底優位が重要な手がかりである.
★★★両側性下腿浮腫・腹水,手掌紅斑・クモ状血管腫および腹壁静脈怒張は,門脈圧亢進や非代償性肝硬変を示唆する身体所見であり,全身をみる診察姿勢が求められる.
★★★:一般内科診療で必要な内容,★★:総合内科専門医試験レベルの内容,★:専門性の高い内容

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