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特集 ヘルスリテラシーの視点から考える意思決定支援
対象別の意思決定支援
学童期にある小児がん患者の意思決定支援
竹之内 直子
1
Naoko TAKENOUCHI
1
1京都府立医科大学附属病院看護部/小児看護専門看護師
pp.390-395
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kango31_390
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事例の概要
事例紹介
Aくん,10歳,男児.父(中学校教員),母(パート),姉(14歳)と4人暮らし.
現病歴
小学5年生になったばかりのころ,下肢に出血斑がみられるようになってきた.出血斑は所属しているサッカークラブの練習のときにボールでぶつけたせいだと思っていたが,易疲労感が続き,発熱がみられたため,近医小児科を受診した.大学病院へ紹介後,諸検査の結果,T細胞性急性リンパ性白血病と診断され,入院し治療が開始となった.
病気や治療の説明
白血病という血液のがんの種類の病気である.がんと聞くと怖いかもしれないが,治療をすれば治る病気である.痛いことや嫌なことがないように医師や看護師ら病院のみんなで一緒に考え応援していくので,一緒にがんばってほしい.途中で一時退院もできるが,約9ヵ月は入院治療が必要である.入院中は一時的に病院の学校に転校して授業を受けることができる.
性格(家族からの情報)
素直で明るい性格.家では少し甘えん坊の様子はあるが,学校ではしっかりしていて,リーダーシップもとり,がんばり屋である.

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