Japanese
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糸球体疾患 腎炎からネフローゼまで、最高の診療を目指して
子癇前症の病態における新たな手がかり 子癇前症発症モデルマウスから得られた知見
金崎 めぐみ
1
,
金崎 啓造
1滋賀医科大学 内科学講座
キーワード:
Catechol O-Methyltransferase
,
子かん前症
,
疾患モデル(動物)
,
遺伝子多型
,
ノックアウトマウス
,
遺伝的素因(疾患)
,
高ホモシステイン血症
,
Hypoxia-Inducible Factor 1, Alpha Subunit
,
2-Methoxyestradiol
Keyword:
Catechol O-Methyltransferase
,
Disease Models, Animal
,
Polymorphism, Genetic
,
Pre-Eclampsia
,
Mice, Knockout
,
Hyperhomocysteinemia
,
Genetic Predisposition to Disease
,
Hypoxia-Inducible Factor 1, alpha Subunit
,
2-methoxyestradiol
pp.95-97
発行日 2010年7月1日
Published Date 2010/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2010250372
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
子癇前症・妊娠高血圧症候群(preeclampsia:PE)の詳細は不明で特異的治療法は確立していない。2-methoxyestradiol(2-ME)はhypoxia-inducible factor(HIF)-1αの強力な阻害因子であり正常妊娠後期で急激に血中濃度が上昇することが知られている。estradiolからの2-MEの産生にはcatechol-O-methyltransferase(COMT)が必須である。われわれは、妊娠COMTノックアウトマウスが、2-ME欠乏により胎盤におけるHIF-1α調節機構破綻を介しPE様症状を呈し、2-ME投与がPE様症状を改善することを見出した。さらに、ヒトにおいても、PE例では正常妊娠者に比し、胎盤COMT蛋白発現と血漿2-MEの低下を認めた。COMTにはその発現・活性を調節するさまざまな遺伝子多型・環境因子が知られている。

©Nankodo Co., Ltd., 2010

