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第1特集 ジェネラリストのアレルギー診療
遅延型薬物過敏反応
-─早期診断の決め手
末木 博彦
1
1昭和医科大学 皮膚科
pp.1216-1219
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.15104/th.2026100005
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Point
― 生命予後を脅かし,後遺症を残し得る重症薬疹は病像が完成すれば診断は容易であるが,発症早期の診断は難しい.非専門医にとっては皮疹の性状に関する評価は難しいため,発熱の程度や持続,重症感,粘膜症状の有無に着目する.
― 薬物過敏反応における抗原認識機序には,感作相を経て強固な免疫学的記憶が成立する機序(ハプテン仮説)のほかに,感作相を経ずに,薬剤と抗原提示細胞やT 細胞などのHLAとの緩やかな結合により,エフェクター細胞が免疫学的記憶なしに直接活性化される機序(p-iコンセプト),非免疫介在性の偽アレルギーがある.
― 臨床病型,原因薬剤により抗原認識機序が異なり,内服開始から発症までの期間にも差異がある.

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