Japanese
English
特集 小脳研究の課題
多様なニューロンにより精緻化される小脳神経回路
Diversity of interneurons elaborates cerebellar circuits
廣野 守俊
1
Moritoshi Hirono
1
1独立行政法人理化学研究所 脳科学総合研究センター 運動学習制御研究チーム
pp.292-297
発行日 2011年8月15日
Published Date 2011/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425101158
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、292ページから297ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
中枢神経の機能を理解するには神経回路を構成するニューロンの形態学的・生理学的性質を詳細に把握する必要がある。この還元論的なアプローチをより厳密に遂行するには少数派ニューロンの解明も求められる。これまで小脳皮質の神経回路は主に5種類のニューロン,すなわち,顆粒細胞,ゴルジ細胞,プルキンエ細胞,バスケット細胞,ステレート細胞で構成され,これらニューロンのかかわるシナプス可塑性が運動の記憶学習に寄与すると考えられてきた。しかし,実際には小脳顆粒細胞層にはルガロ細胞などの少数派の抑制性介在ニューロンが存在する。近年,ゴルジ細胞やルガロ細胞には多くのサブグループが存在することが形態学的にわかってきたが,その生理学的特性や役割はほとんど知られていない。本稿では,まず典型的なルガロ細胞である紡錘形ルガロ細胞について概説し,次に近年同定されたルガロ細胞のサブグループであるグロビュラー細胞について,筆者らの最新のデータを紹介しながら解説する。そして,ルガロ細胞を加えた小脳皮質回路の特徴について検討する。

Copyright © 2011, THE ICHIRO KANEHARA FOUNDATION. All rights reserved.

