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特集 化かしが得意なカメレオンな疾患を捕まえろ! Season 2│非典型像に対する診断の守備力を鍛えよう!
カメレオンな疾患たち
❼脊髄障害
杉田 陽一郎
1
1東京ベイ・浦安市川医療センター 神経内科
キーワード:
脊髄硬膜外血腫
,
前角障害
,
円錐部
Keyword:
脊髄硬膜外血腫
,
前角障害
,
円錐部
pp.1107-1110
発行日 2026年10月15日
Published Date 2026/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.218880510360101107
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- 参考文献 Reference
典型像:脊髄障害の特徴
典型的な脊髄障害の臨床上の特徴は、❶デルマトームに沿った感覚障害の分布、❷上位運動ニューロン障害(腱反射亢進と病的反射のBabinski徴候陽性)、❸膀胱直腸障害の3点である。これらが最初から明瞭であれば、脊髄を病巣と考え、診断に悩むことは少ない(表1)1)。
しかし、実際の脊髄障害では、これらすべての所見が明瞭に揃った完全型は少なく、不全型の臨床像を呈することが多い。脊髄障害はこの臨床像のバリエーションの多さから、病巣診断のなかでも最も難しい。

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