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特集 内科医が診る救急疾患,マイナー疾患
3.中毒—原因物質に迫りつつABCを守り,適切な治療につなぐには
千葉 拓世
1
Takuyo CHIBA
1
1埼玉医科大学医学部 臨床中毒科
pp.291-308
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.218804090130020291
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急性薬物中毒による救急搬送は若年者を中心に増加傾向にあり,中毒診療に習熟していない医師でも対応を求められる場面は少なくない。また近年は,高齢者での意図しないオーバードーズも問題となっていることから,意識障害患者を診療する際,中毒は必ず想起すべき鑑別疾患として重要である。
本稿前半では症例をもとに,中毒診療の基本となるトキシドロームや,リソースをふまえた初期対応の考え方について解説する。続く後半では,内科医が押さえておきたい重要な中毒を取り上げ,基本的な病態生理やエビデンスをふまえながら,実際の優先順位に沿った対応の仕方,判断のポイントをまとめる。

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