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特集 壁のバカ
―インタビュー―抑制廃止を阻む,転ばぬ先の「壁」
久保 文子
1
1東京武蔵野病院・元短期治療痴呆病棟/現閉鎖病棟
pp.20-29
発行日 2004年5月1日
Published Date 2004/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689100216
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめは「抑制」という発想さえなかった
東京武蔵野病院は,短期治療痴呆病棟を平成3年8月22日に開棟したのですが,その頃は痴呆性老人の抑制のことは世間でまだあまり騒がれていませんでした。たぶん,施設ごとに密かに悩みながら取り組んでいたんだろうと思います。
私自身は,当院に来るまでは多磨全生園で17年間ハンセン病にかかわってきたので,当時私の看護のなかで「人を抑制する」とか「行動制限をする」ということは意識したことがなかったのです。

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