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特集 職場における研修
OJTとはどういうものか
林 久男
1
1(学)産能大学事業本部
pp.427-433
発行日 1993年6月10日
Published Date 1993/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900701
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仕事に必要な能力は知識だけではない
仕事に必要な能力というと,まず仕事に関する知識を挙げなければなるまい。保健婦であれば,保健に関する法令や制度の知識,医学に関する知識,介護に関する知識,など。知識こそが人間の行動の源泉と言えよう。
それでは,一所懸命勉強して,いろいろな知識を頭の中にいっぱい詰め込んだとして,それだけで仕事はできるであろうか。否である。頭で“ワカル”ということと,身体で“デキル”ということとは別物である。その典型はスポーツであろう。理屈ではいくらわかっていても,身体がいうことをきいてくれない嘆きは,ほとんどの人が経験されたに違いない。“デキル”ようになるためには,頭で理解するだけでなく,体験によって身体で覚えることが必要である。それを技能(英語のskillの訳で,技量とか技術と訳す人もいる)という。

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