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講座
相談を通して見た老人の心理
中井 保行
1
1東京都新宿生活館
pp.39-42
発行日 1961年9月10日
Published Date 1961/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662202406
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
「老人への理解」は,忘れられがちなテーマである.9月15日の「としよりの日」にちなみ,新宿生活館・老人クラブ開設以来,老人相談にあたたつてこれらを筆者に,その豊かな経験によつて,老人の悩みを分析していただいた.
◎苦悩は他人に打ち明けて半減させること
人間が生きてゆくためには,肉親にも語れないような苦悩を背負わされることがしばしばある.人間が感情をもつ社会的動物である限り,人間と人間とが関係をもつところには,必ず感情の対立があつて,親しかるべき家族間にさえ感情のもつれが起こつて,お互に苦悩の渦にまき込まれて,ときには,みずからの生命をさえ断つこともある.

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