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ローランサン「二人の少女」(1925)東京・ブリジストン美術館蔵
pp.45
発行日 1965年4月1日
Published Date 1965/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611202952
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- Abstract 文献概要
マリー・ローランサンは1855年の10月にパリーで生まれました.20歳になるまで,リセ・ラマルチーヌという学校で学びましたが,ここで絵の才能があることを認められて,将来画家になるためにユムベールの絵画研究所にはいり,デッサンの手ほどきを受けましたそのころから,当時は無名だったピカソやブラックとの交友をもち,なかでも「ミラボー橋」の絶唱で有名な詩人アポリネールとの交わりは,彼女を立体派に接近させました.1907年のアンデパンダン展で画壇に出たのですが1912年と1920年の個展で彼女の名声は決定的なものになりました.彼女の絵には造形的なものは求められませんが,ほのぼのとした,今にもこわれそうな美とエレガンスによって,パリーの人びとを魅了しつくしたのです.2人の少女はこの世に住むにはあまりにも美しすぎます.それは,だれの心のなかにでも宿っている永遠の少女像なのでしょう.
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