Japanese
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講座 高次神経機能障害のリハビリテーション・2
失行症
種村 留美
1
Tanemura Rumi
1
1広島大学大学院医学系研究科保健学専攻
pp.421-427
発行日 1999年6月15日
Published Date 1999/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105329
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失行症の歴史的背景
失行症とは,古典的定義に従えば,知的障害,失認,麻痺,失調や振戦等による運動障害を示さず,物品が何であるかを理解しているにもかかわらず,その用途にあった協調運動が行えない状態を指す.
具体的にいうと,失行症は1900年にLiepmannにより提唱され,最終的には観念運動失行,観念失行,肢節運動失行に分類した.以後,1912年にKleistにより構成失行が,1940年にBrainにより着衣失行が報告され,現在では失行と名が付く症状はこれらに加えて,口腔顔面失行,歩行失行(または躯幹・下肢失行),脳梁失行などが挙げられる.しかし,このなかでも着衣失行,歩行失行,構成失行と記載された障害とは異なリ,誤った言葉の使い方がなされていると多くの専門家が指摘している.

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