Japanese
English
わだい
トロンボスポンジン
安藤 泰彦
1
1東海大学医学部臨床病理
pp.344-345
発行日 1991年6月15日
Published Date 1991/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543906555
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- Abstract 文献概要
■正体の解明
トロンボスポンジン(thrombospondin)は血小板α顆粒に大量に貯蔵されている糖蛋白で,血小板総蛋白量の3%を占めている.血漿中の濃度は微量(20ng/ml)であるが,血小板刺激により放出されて,局所的には比較的高濃度になる(2μg/ml).
1971年,洗浄血小板をトロンビンで刺激すると,血小板から190kDaのポリペプチド・バンドが消失して,浮遊液中に105kDaのポリペプチド・バンドが新たに出現することが発見され,当初は,トロンビンの酵素作用の血小板における基質であろう,と考えられて,thrombin sensitive proteinと命名されていた.しかし,間もなくトロンボスポンジンは血小板α顆粒に貯蔵されていることが判明し,トロンボスポンジンと命名され,純化され,その性質が精力的に研究された.
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