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輸血検査メモ
骨髄移植時の検査
雨宮 洋一
1
1自治医科大学輸血部
pp.151-153
発行日 1997年6月15日
Published Date 1997/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543903123
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- 1ページ目 Look Inside
骨髄移植(造血幹細胞移植)時に行うべき検査は,組織適合性,移植骨髄の細胞操作,ABO不適合骨髄移植,および移植合併症に関連する検査に大別され,多種多様である(表).
同胞間移植では,ドナーとレシピエントのHLA-A,B,DRの血清学的判定を行い,さらにD領域の適合性を混合リンパ球培養(mixed lymphocyte culture;MLC)検査で推定する.しかし,骨髄バンクを介した非血縁者間移植では,MLCの代用としてHLA-DNAタイピングによるDRB 1の適合性が採用されている.DRB1判定の利点は,MLCとは異なり両者の検体を同時に確保する必要がなく,また治療の影響を受けないことである.さらに最近ではHLA-A,BのDNA判定が行われ,その不適合が移植予後に影響を与えることが明らかにされた.なお,正確な血清学的判定はfamily studyで決定すべきである.

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