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検査ファイル
トリプシンインヒビター
桑島 士郎
1
1八戸の里病院
pp.607
発行日 1992年7月1日
Published Date 1992/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543901220
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- Abstract 文献概要
[1]尿中トリプシンインヒビター(UTI)
感染症,癌,心筋梗塞,外科手術,妊娠,腎疾患などの際に,トリプシン阻止活性を有する物質の尿への排泄が増大することは,1965年ごろまでに知られていた.しかしそれに前後して,UTIが精製されてみると研究者ごとに分子量や等電点の異なるUTI標品が得られ,また,活性も多様であったこともあって,日常的な臨床検査への導入が遅れていた.
血中前駆物質インター-α-トリプシンインヒビターをトリプシン処理することにより得られるHI-30は糖鎖を含めると分子量3万のUTIであり,最近,遺伝子レベルでHI-30に相当するcDNAの存在が確認されているが,その検討ではUTIのアミノ酸の数は147個である.
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