Japanese
English
トピックス
コリスチン耐性機序と薬剤感受性試験
上地 幸平
1
1琉球大学病院検査・輸血部細菌検査室
pp.8-10
発行日 2021年1月1日
Published Date 2021/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543208223
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、8ページから10ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
サイクリックポリペプチド系抗菌薬の1つであるコリスチン(colistin:CL)は1949年にわが国でPaenibacillus(Bacillus)polymyxaから発見された1).陽性荷電かつ疎水性を示すCLはグラム陰性菌の細胞壁外膜を構成するリポ多糖(lipopolysaccharide:LPS)類に結合し,外膜の架橋形成・安定化に関与しているCa2+・Mg2+を置換し,外膜そのものを破壊することで抗菌活性を示す.
CLは,主にシュードモナス属やアシネトバクター属,腸内細菌科などのグラム陰性菌に対して有効であるが,プロテウス属,プロビデンシア属,セラチア属,エドワードジエラ属,モルガネラ属,ハフニア属は自然耐性を示す.近年,カルバペネム耐性腸内細菌目細菌(carbapenem-resistant Enterobacteriales:CRE)の拡散・増加に伴い,多剤耐性菌感染症に対するサルベージ療法の抗菌薬として再注目されている.本稿では,CLの耐性機序および薬剤感受性試験について概説する.

Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

