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増刊号 血液形態アトラス
Ⅰ部 造血器悪性腫瘍
4章 骨髄異形成症候群(MDS)
2 単一血球系統の異形成を伴う不応性血球減少症(RCUD)
Refractory cytopenia with unilineage dysplasia(RCUD)
常名 政弘
1
1東京大学医学部附属病院検査部
pp.940-941
発行日 2015年9月15日
Published Date 2015/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543206169
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- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
単一血球系統の異形成を伴う不応性貧血(refractory cytopenia with unilineage dysplasia:RCUD)は,異形成が1系統のみ,末梢血液の血球減少は2系統以内で,芽球比率は末梢血液で1%未満,骨髄ではANC(all marrow nucleated cells)の5%未満のときに診断される.また,環状鉄芽球は赤芽球の15%未満である1,2).RCUDは,不応性貧血(refractory anemia:RA)と不応性好中球減少症(refractory neutropenia:RN),不応性血小板減少症(refractory thrombocytopenia:RT)に細分類されるが,大多数がRAである.異形成を有する血球系統に血球減少がみられることが多いが,2系統に血球減少がみられることがある.2系統に異形成が認められた場合はRCMD(refractory cytopenia with multilineage dysplasia)となる.AML(acute myeloid leukemia)に移行する症例は2%未満である.
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