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技術講座 生化学
尿酸の測定法
影山 信雄
1
1社会保険中京病院検査部
pp.717-722
発行日 1985年8月1日
Published Date 1985/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543203414
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尿酸はヒトにおけるプリン塩基を構成成分とする核酸の最終代謝産物として,主に肝で生成される.生成された尿酸の大部分は,血液中から腎を経て尿中に排泄される.したがって,血中の尿酸量は生成と排泄のバランスの上に成り立っており,このいずれか,または両者に異常をきたしたときに変動する.
血中尿酸の増加する代表的な疾患は,遺伝性のプリン体生成過剰によって起こる痛風である.このほかに,白血病や悪性腫瘍も細胞や核の崩壊によって多量の核酸が遊離されるので,血中尿酸量が増加する.また,尿酸の排泄は大部分が腎で行われるので,慢性糸球体腎炎をはじめとする各種腎疾患における尿酸排泄機能低下や,サイアザイド系降圧利尿剤,ピラチナマイド,サリチル酸製剤なども高尿酸血症の成因となる.

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