Japanese
English
今月の主題 リンパ球
総説
リンパ球と免疫機能
星野 孝
1
1京都大学・第2内科
pp.675-687
発行日 1979年7月15日
Published Date 1979/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915140
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
リンパ球は最も重要な免疫担当細胞であって,複雑に錯綜しながら見事な調節を保って目的を果たす免疫機構の立役者である.各種の免疫機能とリンパ球とのかかわりを解明することは,直ちに免疫全体の仕組みの追求に結び付くために,リンパ球の免疫学的機能を解明する努力は,近代免疫学の最重要課題として過去十数年の脚光を浴びており,かつ今後もますます多くの業績が発表されるに違いない.今回の短い総説の中で,リンパ球の機能のすべてを網羅することは到底不可能であるし,またそれはこのテーマの選択者の意図ではないと思われる.
そこで今回は問題を主としてヒトのリンパ球と細胞性免疫反応及び,それを含めて免疫調節機能とかかわりに絞り,最近の知識を整理してみたい.この問題は免疫学の中でも最近の注目を集めて日進月歩の領域であり,記述は一応確認された機能に止め,多くの未解決の問題が残されていることも強調しておきたい.

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