今月の主題 リンパ球
臨床検査の問題点・117
リンパ球分離法
関口 進
1
,
能勢 義介
2
1川崎市立井田病院臨床研究検査部
2東海大学医学部付属病院移植免疫センター
pp.688-694
発行日 1979年7月15日
Published Date 1979/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915141
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免疫反応の中心的役割を果たすと言われるリンパ球──より多量でより純粋なリンパ球を分離することは,臓器移植の組織適合性を調べることから,疾患との感受性の面で注目されているHLA (human leucocyte antigen)の検査に欠かせないものになっている(カットは,中央か理想的なリンパ球層,左は分離しておらず,右は層が厚く分離し切っていない).
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