Japanese
English
技術解説
酵素による脂質の定量
川出 真坂
1
1岐阜大学,中央検査部
pp.479-486
発行日 1978年5月15日
Published Date 1978/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542914741
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、479ページから486ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
脂質は水に不溶の物質であるが,生体内ではタンパクと結合して巨大分子を形成し,体液中に溶存する.ゆえにその定量には,有機溶媒による抽出,精製の操作を経て測定するのが従来の常道であった.ところが最近酵素を試薬として脂質を定量する方法が開発され,トリグリセライド,コレステロール,更にリン脂質の定量にも酵素法が出現した.酵素法の利点はその簡便性にあり,血清と単一試薬を混ぜるだけで脂質の定量ができるのである.かくて有機溶媒による抽出,精製また強酸の使用などは不必要となった.多数検体を処理する日常検査にとり,これは一大福音であることは何人も否定できないであろう.ゆえに酵素法は急速に普及し,各試薬メーカーは競ってその製品化を急ぎ,コレステロールについては現在10種以上の試薬キットが市販されている.本稿は酵素法の技術解説を依頼されたものであるが,酵素法そのものの技術は極めて簡便で特別の解説を要しない.しかしこの簡便な手技の背後に潜む問題点は,必ずしも簡単なものではない.ゆえに本稿では測定値を左右する要因に重点をおいて解説することにより責を果たさせていただきたい.

Copyright © 1978, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

